2007/01/23

朝顔三十六花選

 「アサガオは文化末年から文政初年と弘化末年から文久初年の2回のブームを呼びました。
この資料は弘化末年にはじまる第二次ブームの頃のもので、当時主役だった奇妙な形態の花や葉をもつ「変化朝顔」 の数々が描かれています。
なかにはアサガオとは思えない姿をした花もあります。当時は黄色い花をつけるアサガオもありましたが、 現在では失われてしまっています。
著者の「万花園」は幕臣の横山正名の号で、図は服部雪斎によるものです。 もっとも優れた朝顔図譜といわれ、書名のとおり、
36品を所収しています。」


(国立国会図書館 「朝顔三十六花選」の説明文を引用)