2007/01/31

「アメリカのデモクラシー」より

「そこにみられるのは、心を満たす矮小・卑俗な快楽を手にいれようと休みなく動きまわる、無数の相似的で平等な人間の群れである。
誰もが自分の世界にひきこもり、他のすべての人の運動に関わりを持たないかのようである。誰にとっても、
自分の子供と特別の友人とが人類のすべてである。その他の同胞に関しては、傍らに立ってはいても、その姿は目に映らない。
彼らと接触はしても、その存在を肌では感じない。人は自己自身のうちにしか、そして自分自身のためにしか存在しない。」


(「アメリカのデモクラシー」 A.トクヴィル 岩永健吉郎・松本怜二訳 研究社)


A.トクヴィル:アレクシス・ド・トクヴィル(Charles Alexis Henri Clerel de
Tocqueville)19世紀フランス政治思想

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Wikipedia:アレクシス・ド・トクヴィル